腎臓の役割
体内の毒素を排出
腎臓は血液を濾過して老廃物や塩分を尿として体の外へ追い出してくれます。
血圧調整
腎臓は、塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整しています。
体液量・イオンバランス調節
腎臓は体内の体液量やイオンバランスを調節したり、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割も担っています。
腎臓が悪くなると体液量の調節がうまくいかないため、体のむくみにつながります。 また、イオンバランスがくずれると、疲れやめまいなど、体にさまざまな不調が現れることがあります
ホルモンを作る
腎臓はエリスロポエチンというホルモンを分泌し、赤血球を作るよう骨髄に働きかけています。
腎臓の働きが悪くなると、このホルモンが出てこなくなってしまうため、血液が十分につくられず貧血になることがあります。
ビタミンDを活性化させて、骨を丈夫にする
骨にカルシウムを沈着させるために必要なビタミンDを活性型ビタミンDзに変える働きをしています。
腎臓の働きを高め、劣化を抑えるには
食物繊維の摂取量を増やすこと。喫煙、飲酒は控える。運動をする。規則正しい生活をする。
食物繊維の摂取量を1日17.7g以下の人と比べて1日26g以上摂取する人は腎臓病の劣化リスクは50%も下がります。
食物繊維の摂取量を1日5g増やすことで、腎臓病のリスクが11%ずづ減る傾向があります。
厚生労働省の調査によると、実際の食物繊維の摂取量は20歳以上の平均では1日あたり15gと、多くの方が食物繊維の摂取量が不足しています。
食物繊維の摂取目標量
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、女性18 g以上、男性21 g以上(ともに18~64歳の場合)を食物繊維の1日の摂取目標量として定めています。
腎臓をキレイにするためには
切り干し大根、ごぼう、ブロッコリー、かぼちゃ、といった野菜を意識的に摂取することをおススメします。
腎臓の働きが高まると体内の毒素を排出して、日々の体調もすっきりします。
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