症状
寝起きに首を動かすと痛みが走り一定方向にしか動かせず首や肩にかけて生じる痛みが、特徴的な症状です。特に決まった方向を向くときに痛みが強くなり、首を傾けるような姿勢になります。
原因
寝ている間の枕の高さがあっていないやソファーや床などでうたた寝して長時間にわたって無理な姿勢を取ることで、首や肩の筋肉が圧迫されて筋肉の一部の血行が悪くなり筋肉や関節、神経など炎症が生じることなどが原因と考えられています。
また、睡眠中に体が冷えて血行不良になること、前日の過度なスポーツや長時間のパソコンやスマホ使用などによる筋肉の疲労などが挙げられます。
寝違えた直後は冷やす?温める?
寝違え直後は、首のマッサージやストレッチをしたり、手で触ってみたりするのは控えましょう。寝違えは熱を持って炎症を起こしていますので、最初は氷嚢もしくは氷水に塩を少し入れたビニール袋などで15分から20分程度冷やします。1~2時間置いてまた冷やすの繰り返すのがおすすめです。ただ長時間冷やすと筋肉の血流が悪化して回復が遅くなる場合がありますので注意が必要です
また、患部は熱を持って炎症を起こしているため温めると炎症を助長させてしまうおそれがありますので痛めた当日は湯船につかるのも避けてシャワー程度にしましょう。
冷やすのは1~2日位でその後は温めとストレッチ、筋トレを行い丈夫な体をつくる。
試してほしいエクササイズ
1、寝違えた首が痛む側の腕を伸ばしたまま少しずづ後ろに引き上げる
2,引き上げて止まったところで30秒キープします
3,腕を下ろし同じことを3セット
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